2020年10月3日(土)~4日(日)に予定しておりました第21回日本早期認知症学会学術大会・公開教育研修会・市民公開講座(開催場所:ホテルコンコルド浜松)について、新型コロナウィルス感染拡大予防のため、2021年5月29日(土)~30(日)に延期させて頂くこととなり、多くの皆様から激励のお言葉を頂きましたことを心から御礼申し上げます。しかしながら、参加者が全国にまたがる本学会において、今般のコロナ感染拡大の状況により、会場を使ったリアルな大会のみで開催するのは難しいと判断し、会場とWebのハイブリッド開催の大会とすることにいたしました。さらに三密を避けるため、公開教育研修会は中止させて頂き、セッションの配置や名称も大きく変更させて頂きました。ご講演の準備を進めていただいておりました皆様には心からお詫び申し上げます。
ここであらためて、本大会の趣旨などを申し上げます。
本大会のテーマは2019年5月、厚生労働省は新オレンジプランの後継の認知症施策である認知症大綱の大項目に「共生と予防」を挙げられたことに由来します。これは、本学会の研究の守備範囲である「早期認知症」すなわち認知症発症前の段階から軽度認知症のレベルまでと合致しておりますので、「予防と共生 実現に向けての架け橋」を本大会のテーマといたしました。世界に先駆けて超高齢社会となったわが国においては、認知症の共生と予防を世界に先駆けて実践・研究し、その成果を発信する責務がありますが、日本早期認知症学会はその責務の一端を担う立場になります。
また、浜松で開催される本学術大会においては、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、鍼灸師、介護福祉士、日本老年精神医学会認定専門心理士、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、行政担当職員、介護施設事業者、生体医工学研究者と広範な職種の方々が集い、学術大会を通して「共生と予防の実現のための架け橋」を目標に向かって議論を深め、その成果をそれぞれの職域で反映されることを期待しております。同時に学会誌に投稿していただき、世界に発信できればと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2021年2月19日
過去の大会長挨拶
このたび、第21回日本早期認知症学会の大会長を拝命いたしました。
2020年10月3日(土)~4日(日)に第21回学術大会・市民公開講座をホテルコンコルドホテル浜松(浜松市中区元城町)において開催いたします。
2019年5月、厚生労働省は新オレンジプランの後継の認知症施策である認知症大綱の大項目に「共生と予防」を挙げました。これは、本学会の研究の守備範囲である「早期認知症」すなわち認知症発症前の段階から軽度認知症のレベルまでと合致しておりますので、本大会のテーマを「予防と共生 実現に向けての架け橋」といたしました。世界に先駆けて超高齢社会となったわが国においては、認知症の共生と予防を世界に先駆けて実践・研究し、その成果を発信する責務がありますが、日本早期認知症学会はその責務の一端を担う立場になります。
また、浜松で開催される本学術大会においては、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、鍼灸師、介護福祉士、公認心理士、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、行政担当職員、介護施設事業者、生体医工学研究者と広範な職種の方々が集い、学術大会を通して「共生と予防の実現のための架け橋」を目標に向かって議論を深め、その成果をそれぞれの職域で反映されることを期待しております。同時に学会誌に投稿していただき、世界に発信できればと思います。
本会の学術大会は日本全国を巡回していますが、浜松は本学会の理事長である浜松医科大学宮嶋教授の活動の本拠地であり、市民公開講座には認知症介護研究研修東京センター長の山口晴保先生を招聘して開催の予定ですので、学術大会・市民公開講座を合わせてのべ1600名以上の参加者を見込んでおります。
以上にお示ししました計画を成就させるためには、皆様方の絶大なご協力、ご支援が不可欠でございます。何卒、ご高配賜りますように心よりお願い申し上げます。
2019年12月23日